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役に立つ知識


地盤に関する事

中央防災会議「東海地震に関する専門調査会」、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」、「首都直下地震対策専門調査会」、「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に関する専門調査会」では、防災対策の検討のため、震度分布の推計等を行ってきました。今般、この一連の調査結果を整理したことにより、「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」が公表されています。

一戸建て住宅の防犯

警察庁の発表によりますと1998年の住宅の侵入盗は全国で12万4000件、2003年は19万473件とわずか5年の間に、約1.5倍になってます。また、家人が生命の危機にさらされる可能性がある侵入強盗の発生はこの5年間で倍増しています。
 
もはや日本の安全神話は崩壊しセルフガードの時代に突入したのかもしれませんね。

住宅(家人)に悪影響を及ぼす外的要因として、地震や台風などの自然災害のほか、火災、シロアリ、侵入盗被害などがあります。こうした住宅(家人)が直面する外的危険率において侵入盗被害は他の外的要因よりも5〜10倍程度高いといわれています。
侵入盗の実態
1、9割が1階から侵入する
2、7割がガラス破りで侵入する
3、7割が5分以内に侵入する
4、侵入盗は人目をきらう

1、9割が1階から侵入する
 
財団法人 都市防犯研究センターの侵入盗の実態に関する調査報告書によると、戸建て住宅(2階建て)での侵入盗の侵入口は1階が89%、2階以上は11%で1階のうち掃き出し窓が52.1%、腰高窓が21.1%高窓が17.6%その他9.2%となっています。侵入盗もやはり楽な入りやすい場所から入るものですね
2階ではバルコニー内の開口部からの侵入が多くなってます。(3階建ての場合は、2階からの侵入が4割り程度となります。)
対策として外回りの外構計画や証明計画等があります。
1、外構に砂利敷きをし侵入時の音を発生させる
2、光センサー等や照明等で暗闇をなくす
3、植栽で視角を塞がない
4、塀等の物陰に視角を作らない
5、外構計画は透過性のあるものにする
などですが、基本的に侵入されても外部から見ることができる構造にすることです。

2,7割がガラス破りで侵入する
 
機能ガラス普及推進協会の平成14年「防犯ガラスの手引き」によると、戸建て住宅での侵入手口は
ガラス破り、71.1%
無締り、   15.5%
ドア錠破り、  2.9%
ピッキング    0.4%
その他     10.1%
と圧倒的にガラス破りの手口が多い。
一般的なガラスはわずか数10秒で簡単に破られてしまいます。

ガラス破りにもいろんな手口があります。
最も多いのは、
こじ破り(ポケットに入る小さな工具で音を立てずにクレセント付近のガラスを割って侵入する)です。
打ち破り(音は出ますが気にせずにハンマーなどでガラスを割って侵入する)は事務所、店舗などに見られ、一戸建てではあまり見られません。
焼き破り(ガラスを熱しもろくなってから音を出さずに破り侵入する)は比較的古典的な手口でしたが最近急増の傾向があります。
ふつうのガラスは侵入盗にとってはなんの問題もなく侵入できるのです。

3,7割が5分以内に侵入する
 
機能ガラス普及推進協会の平成13年「防犯ガラスの手引き」によると、
戸建て住宅で侵入盗が侵入をあきらめる時間は
5分以内    69%
5〜10分以内 23%
10分以上    8%
と圧倒的に5分以内に7割、さらに10分以内に9割が侵入をあきらめています。
つまり、侵入をてこずらせることがいかに大事かということです。

被疑者アンケートなるものによりますと、何らかの障害のために、侵入にてこずると、5分以内に約7割の侵入盗がその家への侵入をあきらめます、さらに10分以内には9割以上が侵入をあきらめます。
時間がかかることで侵入盗は犯行をあきらめます、てこずらせる対策は建物だけではありません、門扉や植栽によって建物の開口部に近づきにくくすること、面倒くさいと思わせることが需要です。

4、侵入盗は人目をきらう
 
人目は侵入盗がきらう第一のポイントです。
同様に侵入盗は」音をきらう、
光をきらうものです。
 
人目対策
敷地内の様子を適度に見渡せる外構計画が犯行の機会をうばうためのポイントです。侵入盗が身を隠す場所をつくらず、侵入を防止できる外構計画が必要です。
音対策
音で誰かが来たことが分かる(分かるのではないかと不安にさせる)ようなことが必要です。
光対策
光により目立たせられたり、威嚇されることで侵入盗は犯行を躊躇します。

人目計画
生垣は敷地が見渡せる高さにする
塀やフェンスは1.2m〜1.5mの高さにする
透過性のあるカーゲートにする
つまり、侵入盗が身をかくす場所をなくすこと

音計画
砂利を敷く
がさがさと音が出る植栽をする(ツゲなどがいいかも)
センサー等で音が出るものを取り付ける

光計画
門灯、ガーデンライト、センサーライト、これらの計画をたてカーポート、アプローチ、から玄関、勝手口までの動線上が暗くならないようにする
人目、音、光これらを総合的に計画しましょう。

総括
 防犯に対する法整備が進みつつあり、ハウスメーカーをはじめ性能表示制度の充実を受け標準設備に防犯対策が取り入れられてきている。
 
防犯建物部品の普及
CPマークとして防犯建物部品が整備され現在、普及が始まっている。

ガラスとサッシュの両方が防犯建物部品となってはじめてその開口部が防犯建物部品となる。
サッシュのロックは2アクション2ロックが原則です。
防犯ガラスは防犯合わせ複層ガラスが強い。
ピッキング→サムターン回し→破壊と侵入をあきらめない手口が増加している。
侵入盗の身の軽さは想像を絶する
空き巣は午後のまどろみをねらう(14-16時)
侵入盗は週末、年末、晴れの日が多い
侵入盗はインターホーンで留守を確認する
侵入盗は声をかけられるとあきらめる

マンションの音に関して

マンションの音、まず、外部からの音に関してはサッシュの性能に影響します。ガラスは3mmぐらいが標準として使われていますが、5mmはほしいですね、ペアガラス、あわせガラスなら十分です。そして、隣室からの音は壁厚です、150mm以上はほしいものです、150mm未満は購入しないほうががいいです。遮音等級でD-50以上のもの。また、上下階は床厚(コンクリートスラブ厚)によります、最近のマンションは床厚も180mm、200mmと厚く出来てます、遮音等級L-50以下のものがいいです。上階がじゅうたん敷きなら遮音性能は高くなります。いづれも、コンクリートの厚みが増せば増すほど遮音等級は増します。
まとめますと、
1、壁は遮音等級D-50以上
2、床は遮音等級L-50以下
3、サッシュのガラス厚は5mm以上(ギリギリ3mmまで)
できたら、ペア、あわせガラスなら、遮音性能はあがるのでのぞましい
注意:遮音性能表示
壁:D-35、D-40、D-45、D-50,D-55、D-60  数字が多いほうが性能等級は高い
床:L-60、L-55、L-50、L-45、L-40        数字が少ないほうが性能等級は高い

木造住宅の耐震設計の変遷

日本の建築に関する法律は1919年の市街地建築物法の制定が始まりといわれています。
その後、1923年の関東大震災(M7.9)をうけ筋交いを入れることなどの改正を経て1950年に建築基準法が制定されました。
そして、1968年の十勝沖地震(M7.9)の経験を踏まえ、コンクリート布基礎とすること等の改正が決められました。さらに、1978年の宮城沖地震(M7.4)を経験し、1981年の新耐震設計基準の導入に至りました。このことにより、木造住宅の耐震技術は格段に進歩しました。
しかし、残念ながら、1995年阪神淡路大震災(M7.3)が発生し、はからずも、木造住宅の新耐震基準の効果が証明されることになりましたが、新しい問題も発生しました。それは柱等の引きぬけ現象です。土台と柱が離れるという現象が多く見られ、2000年の改正で主要個所の金物による接合基準が強化されました。
このように、木造住宅の耐震基準はいくつかの地震を経験して、多くの犠牲の上に成り立っています。
私たちはこの尊い犠牲を忘れることなく、現行の耐震基準に基づき木造住宅の耐震に関する
検討を実施するものです。

地震の震度

地震とは揺れと震源の両者を示す言葉です。
地震の結果の大きさを示す震度(揺れの程度)と、原因の大きさを示すマグニチュード(震源の大きさ)とがあります。

震度(揺れの程度)
10段階 (気象庁の震度階の説明:http://www.kishou.go.jp/know/shindo/kaisetsu.html

震度7
耐震性の高い建物でも使えない程度に壊れることがあるが、逃げる間もないような急な壊れ方はしない。

震度6強
耐震性の低い建物の多くが倒壊するが、逃げる間もないような急な壊れ方はしない。

震度6弱
耐震性の低い建物で倒壊するものが出るが、逃げる間もないような急な壊れ方はしない。

震度5強
補強されてないブロック塀の多くが倒れ、建物は多少の被害を受けるが、修理して住み続けることが出来る。

震度5弱
補強されてないブロック塀の倒壊が始まる。

震度4
かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。

震度3
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。

震度2
屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。

震度1
屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。

震度0
人は揺れを感じない。

地震のマグニチュード(震源の大きさ)と震源

マグニチュードとは地震における震源の大きさを表す指数です。
たとえば、M8は複数の県にまたがる大きさ、M7はひとつの県に納まる大きさ、M6は市町村程度と考えるとその大きさが分かりやすいかもしれません。
また、震源は、広がりを持っているので、震源域といったほうがいいかもしれません。ちなみに気象庁が震源と呼んでいるのは、震源域の中で最初に破壊した地点のことです。

耐震構造・免震構造・制震構造とは

免震構造も制震構造も広い意味では耐震構造の一つです。
狭い意味での耐震構造は極めて稀に発生する大地震にたいして人命は守ることは出来るが、建物は損傷を受ける場合があります。免震構造は建物の足元等に免震装置を設置し地震のエネルギー遮断してしまい、作用する力を1/3から1/5にへらすという構造です。また、制震構造は建物の内部に制震装置(ダンパー)を設置しエネルギーを吸収する構造です。
一言で言うと、耐震構造は建物を強くして建物全体で必死に頑張っている建物で、免震構造は地震のエネルギー遮断して力をストップする構造で、制震構造は地震エネルギーを吸収して力を少なくする構造です。

共同住宅(マンション)は必ず設計図書にて耐震対策を確認しましょう。

地盤に関して、以前から、海沿い、川沿いは避けろ、地名に池、沼、窪(久保)、谷などが付いているところは避けろ、液状化するところは避けろ、などといわれていますよね。
しかし、調べても良く分かりませんし、わかっても、いいマンションが計画されていたりと迷います。そこで、地盤に心配な疑問が起きたら担当者に徹底して聞いて疑問をぶつけてください、地盤改良がされているかどうかがひとつの目安になるかと思います。

地盤は判定が難しいですが、出来たら、支持層は40m以内。
中間層に腐葉土層、シルト層、やわらかい粘土層がないこと→柱状図を閲覧する

既製杭よりも現場打ちコンクリート杭がいい(阪神・淡路大震災では既製杭の内73%、現場打ちコンクリート杭の内26%が壊れています。)
柱の中の鉄筋でフープ筋(バンド、帯筋)が
(1)通常のフックのみであるか?
(2)溶接して外れないようにしてあるか?
(3)スパイラルフープを使用しているか?
これらのことを確認しましょう。→配筋図や特記事項を閲覧する。
勿論、(3)のスパイラルフープ筋がいいです。(2)もいいですが、溶接の仕方では鉄筋材料を傷めてしまう恐れがあります。(1)は通常の施工方法なのですが、柱が座屈したとき粘りきらずフープ筋が外れてしまう恐れがあります。




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